業務では新規顧客の開拓が求められる場合がありますが、特に日本文化においては伝統的に家族を重視するビジネススタイルが主流のため、難易度が高い場合があります。そのため、シンプルな内容であっても、敬意を表すためにより多くの表現を用いる必要があります。

以下に、参考用のサンプルを2つ紹介します。

取引先に人を紹介する1拝啓 貴社益々の繁栄をお祈り申し上げます。平素は格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。さて、突然のご連絡ではありますが、弊社の取引先である○○○○システム社の○○○○氏をご紹介いたします。○○○○システム社は○○○○メーカーとして広く知られておりますが、このたび○○機器の開発に成功され、販路拡大を目指しておられるとのことです。つきましては、○○○氏がご説明をしたいとのことですのでご紹介させていただきます。○○○○システム社とは○○年にわたるお取引があり、弊社でも○○機器の導入を検討しております。何卒、○○氏にご面会いただけますようお願い申し上げます。敬具○月○日○○○○○○○○様

取引先に人を紹介する2 拝啓 ○○の候、貴社ますますご活躍のこととお喜び申し上げます。日頃は格別のご引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。さて、貴社では○○○○寮の舎監を募集されておられるとのことで、○○夫妻をご紹介申し上げます。○○夫妻は、小社事務員○○○○の両親にあたり、小社の取引先である○○○○社を今冬退職されます。○○氏は、現在人事部長として若手社員の相談相手を務められ、人望の厚い方と聞いております。ご紹介に先立ちお会いしましたが、誠に温厚篤実で舎監にふさわしい方と存じます。取り急ぎご紹介申し上げますので、直接お目にかかりいただけますようお願い申し上げます。お気に召しましたら、ご一報いただけますと幸いです。まずはご紹介かたがたお願い申し上げます。敬具